2024年05月18日
新潟県長岡市今井町モデルコンテナハウス 地盤改良~基礎工事始め
すっかり春も終わりを告げ、夏のような日差しの日が増えてまいりました。
新潟県長岡市今井町モデルコンテナハウスも先日地盤調査が終わり、ついに地盤改良が始まりました!
地盤改良が終わったら、次は基礎を打ち、基礎を打っている間にモデルコンテナハウスを工場にて8割方仕上げ、基礎が完了したら工場から輸送→現場へ設置、そして最終仕上げに入ります!
今回は、地盤改良についてご紹介します!
地盤改良とは?
地盤改良は建物や構造物を支えるために地盤の性質を改善し、強度や安定性を向上させる技術です。
地盤の改良方法にはいくつかの種類があり、地盤の特性や建設する構造物の要件に応じて選択されます。
以下に、主要な地盤改良の方法を記載いたします。
表層改良工法
- 方法:地表近くの地盤に改良材(セメント系固化材など)を混合して強化する。
- 適用範囲:軟弱な地盤が浅い場合に有効。
- 特徴:工法が比較的簡単で、コストも抑えられる。
深層混合処理工法(ディープミキシング工法)
- 方法:地盤深くに改良材を注入しながら攪拌(かくはん)して地盤を固化する。
- 適用範囲:軟弱地盤が深い場合や大きな構造物を支える場合に有効。
- 特徴:高い強度を確保でき、耐震性の向上にも寄与する。
柱状改良工法
- 方法:地中に改良材を注入して柱状の構造物を形成し、地盤を強化する。
- 適用範囲:支持力が不足している地盤や液状化が懸念される地盤に有効。
- 特徴:局所的に地盤を強化でき、設計に柔軟性がある。
置換工法
- 方法:軟弱な地盤を掘削し、強い地盤材料(砕石や砂など)と入れ替える。
- 適用範囲:浅い軟弱地盤や小規模な構造物の基礎に有効。
- 特徴:直接的に地盤の強度を高めることができる。
グラベルドレーン工法
- 方法:地盤中に砂や砕石の柱を作り、排水性を向上させることで地盤を強化する。
- 適用範囲:液状化が懸念される地盤や排水性が悪い地盤に有効。
- 特徴:排水を促進することで地盤の圧密沈下を防止し、安定性を高める。
バイブロフローテーション工法
- 方法:振動を与えて地盤を締め固めることで、砂地盤の密度を高める。
- 適用範囲:砂質地盤や盛土の締め固めに有効。
- 特徴:地盤全体の均質な強度向上が期待できる。
これらの地盤改良技術を適切に選択し施工することで、建物の安全性や耐久性が大きく向上します。
各工法には、それぞれのメリットとデメリットがあり、具体的な地盤の状態や要件に応じて、最適な方法を選択します。
弊社モデルコンテナハウスは、地盤調査を行い、柱状改良工法にて地盤改良を行いました。
地盤改良後
地盤改良後はこのようになります。
そして、遂に基礎を打ちます!
その下準備として、基礎部分を掘削し、砕石を敷きます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
近年コンテナハウスは注目をされるようにはなってきてはおりますが、依然としてまだまだ認知度は低く、コンテナハウスをプレハブと勘違いされる方が大変多くいらっしゃいます。
そのため、
「コンテナハウスって基礎とか打つの!?」
や、
「コンテナハウスって建築確認申請いるんだ!」
と、言われることがとても多いです。
コンテナハウスはプレハブではなく、重量鉄骨造りの為、災害にも非常に強く、溶接されているため、気密性も非常に高い高気密住宅です。
豪雪地帯でこそ活きる新世代住宅であると確信しておりますので、家造りをお考えの方は是非一度モデルハウスへ遊びにお越しください!
2024年7月長岡市今井町モデルコンテナハウスオープン予定となっております。
また、賃貸投資用収納コンテナも販売及び管理、中古コンテナの買取りも行っております。
コンテナについてご興味があるお客様がいらっしゃいましたら、
新潟ハタラク不動産へご連絡下さい!