2024年03月28日
昭和28年築約25坪の平屋建ての売却事例
今回は三条市西大崎での昭和28年築(築70年)の空き家平屋住宅の売却事例のお話です。
築70年なんて聞くと
「古すぎてボロボロなんでしょ?」
とか
「安く買えてもリフォームにお金が掛かりすぎるから・・・」
と思われる方も多くいられるかと思います。
実際、築70年経って一度もリフォーム等していない場合は、劣化が著しく進んでいることは確かに多いです。
ですが、今回の物件は、お預かりしたときすぐに売却出来るだろうなと思っておりました。
すぐに売却できると思った理由とは?
約25坪の築70年の物件がすぐに売却出来ると思った理由とは?
実は、平成20年に改築をしていたからです。
ネット広告をする際は、登記簿記載の情報を記載しなければなりません。
本物件は、登記簿記載の情報として
昭和28年築、平成20年増築
と記載しなければならず、あたかも古い物件を一部増築したかのような記載しか出来ないのです。
ですが実際は、昭和28年築の一部分を残し、ジャッキアップをし、建物基礎を平成20年にすべてやり直し、平成20年築の建物の中に一部だけ昭和28年部分を残した物件でした。
サッシも複層ガラス、断熱、気密も平成20年仕様の為、内容としては築16年の物件がかなり安く購入できるという掘り出し物の物件というものでした。
予想外に中々売却が出来なかった
私の見立てとは裏腹に、中々売却が進まず苦戦をしてしまった物件ではありましたが、無事に新たな買主様と出会うことが出来ました。
理由としては、募集の際の登記簿記載の情報が、意図せず悪い印象を与えてしまっていたのではと考えております。
買主様よりお問い合わせがあった際に、平成20年に改築している旨を説明し、実際に物件を内見して頂き、購入手続きへ進まれました。
まとめ
今回の物件に限らずですが、築年数のみを見て物件を探すことは、チャンスロスに繋がると実感いたしました。
私も物件を探すときは、築年数を一つの基準にしてしまいますが、
「こんな築年数でいい物件があるはずがないだろう」
という先入観は、視野を狭めてしまう可能性が高くなります。
気になる物件があったら、とりあえず不動産屋へ聞いてみてください!
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どの物件でも、内容を確認しお返事させて頂き、気になっただけとおっしゃっていただけたら営業はいたしませんので、ご安心ください!
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